ひゃっほう

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クローセル

クローセル

「……これは亜季には言ったんだが、周りの反応が昨日……一度目の二月十三日と同じだったから、まるで人形と話していると思った。有体に言えば、パニックになった」

「……私も正直、パニックになった。そして、家族が私を見る眼が異常者を見るような目で見ていた事を良く覚えている……心細かったね」

亜季が言い終ると総司が同調した。

「うん。僕も瀬川さんと同じ。自分が狂ったのかと思ったし……父さんも母さんも別人に思えた……そのあと翔子ちゃんが僕と同じ様な状況に陥っている事を知って……ほっとしたね」

翔子も彼の意見に頷く。

「でも、とても不安だったけど、正直、少しだけならこの状況、続いてもいいかな、とも思った」

ジャックが口を開く。

「そうネ。宿題とか、テストとか、やる内容はわかっているしネ」

亜季が黒板に彼等の意見を纏めていく。

「おい、亜季。昨日の図書室で言ったことも書いた方がいいんじゃないか?」

淳司がそう言うと皆の視線が亜季に注がれる。

亜季は溜息をこぼしながら、

「……昨日は皆の手前だからああ言ったけど、私が図書室に言って調べものをしたのは、やっぱり不安だったからなんだ。こうは思わないかい?この状況が永遠に続くかもしれないって」

「!」