ひゃっほう

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ボク

ボク

「……ボクネ、皆と会うまで、ニホン、あまり好きじゃなかったヨ」

ジャックの一言に他の四人の眼が見開かれた。俯いていた総司まで顔を上げた位だ。

袴に半纏、草履に足袋、扇子。どこからどう見ても日本愛好者にしか見えないジャックの言葉とは思えなかった。

「周りの人、『言葉が違う』『肌の色が違う』『考え方が違う』……違う、違うで拒絶されてばかりだったネ」

天井に顔を上げた彼の顔はどことなく哀しげに見えた。

「皆と別れたら、またそんな目に会うかもって、怖かった……とても怖かったネ」

ふう、と息をついてジャックは微笑む。

「なんか言ったら、胸が軽くなった気がするネ!」

気さくに言うジャックの姿は普段のものに見えるだけに余計痛々しい。誰から見ても無理に明るくしているのは明白だった。